抱っこでしか寝ない赤ちゃん。昼間の家事をどうしよう!

生後3ヶ月の赤ちゃんが日中、抱っこでないと寝てくれない。
ベッドに降ろすなど、体から離すと必ず起きてしまうので抱っこしたままで片手でできる家事や仕事しかできない。
抱っこのままでは日中にやりたいことがあってもほとんどできずに終わってしまう。
ママ自身が昼寝をしたくても抱っこしたままでは昼寝もできない。
日中、赤ちゃんが抱っこでしか寝てくれず困っているママも多いのではないでしょうか?
今回は抱っこでしか赤ちゃんが寝てくれない時にどうすれば日中の家事や仕事ができるのか?について考えます。

1置き方を工夫してみましょう。

お昼寝もベッドで寝てくれれば家事や仕事の効率も格段に上がるので、まずは抱っこからベッドに降ろす際の置き方をいろいろと工夫してみましょう。
お尻から置いてみる。
反対に頭の方から置いてみる。
少し横向きに体を丸めて置いてみる。
ベッドを湯たんぽなどで人肌の温かさに温めておく。
バスタオルなどに寝かせてそのバスタオルごと抱っこしてそのまま置いてみる。
など、様々な方法を試して赤ちゃんにハマるものがあるかを探りましょう。
一緒にお昼寝をする場合には抱っこのまま一緒に横になってお腹の上にうつ伏せで寝かせたり、そのまま一緒に回転して赤ちゃんをベッドに降ろしたりしてみましょう。

2眠りを深くする

授乳間隔が3時間なら、まず赤ちゃんがお昼寝から起きたら1時間ほどしっかり遊んで体と頭を疲れさせるようにしましょう。
絵本を読んであげたり、お話をしたり、散歩に出かけたり、手足を動かす遊びをしたりして頭と体の両方を使って遊びます。
しっかり遊ぶことで赤ちゃんは程よく疲れて次の授乳後のお昼寝に入りやすくなります。

 

3 手を使わずに抱っこする

抱っこでしか寝てくれない赤ちゃんでもスリングや抱っこ紐などに入ると以外とよく寝てくれる事が多いようです。
スリングや抱っこ紐で抱っこ、おんぶをすれば両手が空くので家事や仕事もできます。
火を使う料理などはできませんが、掃除や洗濯などはスリングや抱っこ紐でもできそうです。
また、おんぶであればもっとたくさんの作業も可能です。
抱っこ紐やスリングに入れたままではどうしてもできない家事や仕事はまとめておいて、赤ちゃんが比較的機嫌の良いタイミングでベッドなどに下ろして一気に済ませてしまいましょう。

抱っこの方が赤ちゃんは眠りやすい

人間を含めた哺乳類の赤ちゃんの多くが母親に運ばれている時には心拍数が下がり、リラックス状態になります。
これを「輸送反応」といいます。
動物の母親が子供を運ぶときというのは、何か危機が迫っている時が多いので、子供はおとなしく運ばれる必要があります。
運ばれている時、子供が暴れたり、鳴いたりすると敵に見つかるなど生存にかかわってしまうからです。
そこで「輸送反応」によって子供をスムーズに運べるように、ママを助けています。
人間の赤ちゃんもママに抱っこされて立っていたり、歩いていると心拍数が下がってリラックスし、眠くなります。
そして、ママが座ったり、抱っこから下ろすと心拍数が上がって覚醒します。
つまり赤ちゃんはママに抱かれて動いている時にもっとも眠りやすいのです。
ですから、どうしても寝ていて欲しい時には無理にベッドなどに寝かせずに、抱っこやおんぶをしたままの方がよく寝てくれるので家事や仕事が捗ります。
スリングや抱っこ紐でも慣れれば大抵の仕事はできるので抱っこやおんぶのまま家事や仕事をしてしまうのも一つの方法です。

リズムを作って家事をこなす

赤ちゃんが朝7時に起きてその後3時間間隔の授乳だとすると10時、13時、16時に授乳になります。
そして授乳後に1時間半程度寝るなら、大体日中に5、6時間寝る事になります。
赤ちゃんが起きている時間のうち授乳に30分程度として、1時間を遊びにあてます。
この1時間で赤ちゃんとしっかりと遊んであげてほどよく疲れてもらうのがポイントです。
そしてこのリズムを日中で4回繰り返して1日が終わります。
つまり、このリズムで日中に赤ちゃんが寝る時間が大体5、6時間になります。
日中に寝ているこの5、6時間を家事、仕事、昼寝などに割り振って有効に使いましょう。

まとめ

日中の家事や仕事をこなすには赤ちゃんがある程度しっかりと寝てくれないとできません。
しかし、赤ちゃんの中にはベッドでなく抱っこでないと寝ていられない子もいます。
ベッドで寝てくれた方が家事や仕事ははかどるのでまずは色々な方法を試してベッドで寝られるか見てみましょう。
もしどうしてもベッドでは寝られないようであればスリングや抱っこ紐などを利用して抱っこしたまま家事や仕事をしてしまいましょう。
赤ちゃんは「輸送反応」のため、抱っこや歩きの方が落ち着いて眠りやすいからです。
赤ちゃんが日中寝る時間は5、6時間なので時間を無駄にしないよう有効に使いましょう。