胎毛筆を作るチャンスは一度だけ!赤ちゃんの初めての髪の毛で作る胎毛筆とは

赤ちゃんの髪の毛は生まれた時からふさふさの子もいれば、生まれた後に少しずつ生えてくる子もいて、それぞれ髪の生え方や量が違います。

しかし、生えてきた髪の毛はとてもふわふわで柔らかく、この時期にしかないものです。

この時の貴重な髪の毛を形にして残したいと思う方も多いのではないでしょうか?

そのための1つの方法として筆にして残すというものがあります。

今回はそんな柔らかくて繊細な赤ちゃんの髪の毛を使った筆、「胎毛筆」について解説したいと思います。

 

赤ちゃんの髪の毛で作る胎毛筆とは?

 

では胎毛筆とは一体どのような筆なのでしょうか?

胎毛とは赤ちゃんがママのお腹の中にいる頃から生えてくる産毛のことです。

生まれた時から生えている髪の毛はまだ一度も毛先を切っていないため、毛先が自然に細くなっています。

この繊細でしなやかな胎毛で作られた筆が胎毛筆です。

胎毛筆は赤ちゃんが生まれて初めて切った髪で作るという象徴的な意味だけではなく、本当に一度もハサミを入れていない毛先を使う、生涯でたった一度だけ作ることができる筆です。

胎毛筆を作ってくれる筆工房は幾つかあり、価格や作れる筆の種類などもそれぞれ違いますが、大体1万円〜2万円前後の価格で作れることが多いようです。

また胎毛筆は手作りで作られていることがほとんどなので、注文から出来上がりまで約1ヶ月から半年程度かかることがあります。

出来上がりの期間を気にする場合には注文前に確認をしておくといいでしょう。

胎毛筆はいつ頃作ればいいの?

 

胎毛筆を作るためには一体いつ頃、赤ちゃんの髪の毛を切ればいいのでしょうか?

髪の多さや伸び方は赤ちゃん一人一人でそれぞれ違います。

ですから、胎毛筆もいつまでに作らなければいけないということはありません。

ただし、生後一度も毛先をカットしていないことが大切です。

胎毛筆は可能であれば生後半年から1歳までの間に作ると髪の毛の先が摩耗したり、傷がついたりしている可能性が低いので良い筆が作れると言われています。

しかし、髪の毛の伸びが早い子では1歳前までに作れることもありますが、髪の毛の伸びがゆっくりの子は3歳過ぎまで伸ばしてから作ることもあります。

全体としては大体1歳から2歳の間に胎毛筆を作ることが多いようです。

 

胎毛筆を作るためには髪の毛をどのように切ればいいの?

 

胎毛筆を作るために必要な髪の毛の長さは5〜8センチ程度で、量は髪の毛を束ねた状態で大人の小指程度の太さが必要とされています。

しかし、筆を作るためには胎毛の量が多いほど良い毛を選ぶことができるので、できれば多めの量を用意しましょう。

つまり、その程度の長さや量が十分に確保できるようになればいつでも胎毛筆を作ることができるということです。

実際に必要な毛の量や長さは作ってもらう工房や筆の種類によって違うので、髪を切る前に確認をしておく方が安心です。

必要とされる量に足りない場合や長さが短い場合でも工房によっては筆を作ってくれます。

また、過去にカットして数年間保管してあるような胎毛でも筆を作ってくれる工房もあります。

髪の毛はママやパパがカットしてもいいようですが、自分でカットするのが不安な場合には工房が提携している理容院や美容院でカットしてもらう方法もあります。

大きな筆工房では全国各地の理容院や美容院と提携しているところもあるので、ウェブサイトなどで確認してみるといいかもしれません。

 

癖っ毛だったり縮れた毛でも胎毛筆は作れるの?

 

胎毛筆は癖っ毛や縮れた毛でも作れます。

癖っ毛や縮毛の場合、毛をまっすぐに伸ばしてから筆を作ることもできますが、持って生まれた髪の癖をそのまま生かした筆先に仕上げてくれる工房もあります。

髪の癖も我が子の愛らしい個性であることを考えると、髪の癖をそのまま生かして筆を作るのもいいかもしれませんね。

何年たっても蘇る思い出

 

赤ちゃんの頃に柔らかかった髪の毛も成長とともに少しずつ硬くしっかりとした大人の髪へと変化していきます。

赤ちゃんの頃の柔らかい髪を胎毛筆などの形にして残しておけば、あの頃の柔らかな髪の質感をいつでも思い返すことができます。

まとめ

 

胎毛筆は赤ちゃんが生まれてから一度も切ったことのない髪からしか作ることができない筆です。

つまり、胎毛筆を作れるのは生涯でたった一度だけのことです。

筆にする胎毛はできればまだ傷や擦れのない生後一年以内の髪を使うのが最も良いのですが、それ以降でもカットさえしていなければ、問題なく作れます。

赤ちゃんの頃の柔らかな質感の髪の毛を胎毛筆という形で残しておけば、何年たってもその頃のことを思い出すことができますね。

もし、まだ赤ちゃんの髪を一度も切っておらず、これから初めて切るのであれば、その柔らかな髪を胎毛筆にして残すことを考えてみてもいいのではないでしょうか?