毎日のお風呂はママやパパにとっては大切なリラックスタイムです。
しかし、小さな子どもにとってはあまり楽しい時間ではないことも多いようです。
お風呂が嫌いで逃げ回る子を毎日追い掛け回したり、泣き叫ぶ子どもをなだめながらお風呂に入れたりするのではとてもリラックスなどできたものではありません。
お風呂が好きとまでは行かないまでも、せめて毎日お風呂に入って欲しい。
毎日ではなくとも2日に一回くらいは頭をシャンプーして欲しい。
今回はお風呂が嫌いな子がどうすれば少しでもお風呂を好きになってくれるのかについて考えていきたいと思います。
お風呂が嫌いのデメリット
子供がお風呂嫌いだと様々なデメリットがあります。
例えば、
お風呂の時間が毎日大騒ぎ
子供だけでお風呂に入れるわけにはいきませんので、パパかママが一緒にお風呂に入るわけですが、子どもは嫌がって逃げ回りなかなかお風呂に入れないことも多いですよね。
早くお風呂に入りたいと思いながら、半分裸の状態で逃げ回る子供を追い掛け回したりするのは本当に大変ですし、寒い時期にはなおさらです。
お風呂が嫌いだと皮膚のトラブルがでたり、臭かったり
お風呂に入ってくれないと不潔になりやすく、体にかゆみが出たり、湿疹がでたりなど、皮膚トラブルも起きやすくなります。
特に、頭を洗ってくれないとかゆみで頭をかいてしまって傷になったり、汗や汚れでで臭くなります。
お風呂が嫌いだと風邪などをひきやすい
体が温まると免疫が上がります。
体温が1℃上がるだけで免疫力が5倍上がるといわれています。
特に体が冷えやすく、風邪も流行る冬などは寝る前に入浴をして体をしっかり温めて免疫力を上げておきたいところです。
風呂嫌いの原因と解決法
子どもの風呂嫌いには子どもなりの理由があります。
子どものお風呂が嫌いなよくある理由と解決法をご紹介します。
お風呂は退屈
体や頭を洗ってお湯に入るだけ、というのは子どもにとっては退屈です。
今している遊びなどを中断して、お風呂に行く理由が子どもには全くありません。
お風呂は嫌いでも水遊びは好きな子も多いので、できるだけお風呂を楽しめるような工夫をしましょう。
風呂用のおもちゃやお絵描きクレヨンなどを準備してお風呂でできる遊びを用意して楽しく過ごせるように工夫しましょう。
お湯が熱い
大人には丁度いい温度のお湯でも子どもにとっては熱くて入れないこともあります。
子どもは大人に比べて皮膚が薄くて感覚も敏感なので、お風呂の温度は38℃から40℃くらいの少しぬるめにしてあげましょう。
シャンプーが目に入って痛い
頭を洗う時にシャンプーが目にしみるのが嫌でお風呂に入りたくない子もいます。
子どもには目に入ってもしみないシャンプーを使ったり、シャンプーハットを使ったりして目がしみたりしないようにしてあげましょう。
皮脂分泌が大人よりも正常な子どもの場合には湯シャンだけでも頭がかゆくなったり、臭くなったりしずらです。
シャンプーが嫌いな場合には湯シャンをしてもいいかもしれません。
湯シャンをする場合には単にお湯をかけるだけではなく頭皮をしっかりすすぐようにしましょう。
しかし、乳児湿疹が出やすい乳児や外遊びで汗と汚れがひどい場合にはしっかりシャンプーしてください。
顔にお湯がかかるのが嫌
顔にお湯がかかるのが嫌だという子も多いので、シャンプーハットなどでお湯が顔にかかるのを防いだり、タオルで顔を覆ったり、すぐに拭けるようにしてあげるといいかもしれません。
まとめ
子どもがお風呂嫌いだと毎日大変ですし、皮膚トラブルなども起きやすいのでできるだけ毎日体を洗いたいですよね。
そのためには子どもがお風呂が嫌いになる原因を取り除いて、少しでもお風呂を楽しい時間にしてあげることが重要です。
様々な楽しいお風呂グッズを使ったり、お風呂嫌いになる原因を取り除くグッズなどを使って子どものお風呂嫌いを解消して、楽しい入浴時間を一緒にすごしましょう。