妊活中にはビタミンEの多い食品を積極的に摂ろう!

ビタミンEとは

ビタミンEはビタミンA、D、Kなどと同じ脂溶性ビタミンで、トコフェロールとトコトリエールのそれぞれ4種類ずつ、計8種類を総称したものです。

そのビタミンEはビタミンCとともに強い抗酸化力を持っており、細胞の不飽和脂肪酸などが活性酸素によって酸化するのを防いでくれます。

ビタミンEの効果

活性酸素は体を酸化させ、老化をはじめとした、ガンや動脈硬化など様々な病気の原因といわれています。

ビタミンE(トコフェロール)は1922年にアメリカでラットの抗不妊因子として発見されました。

トコフェロールとは「子供を産む力を与える」というギリシア語から命名されました。

ラットの実験ではビタミンEの不足によって受精卵が十分に発育しないことがわかっています。

このため、ビタミンEは不妊に深い関係があると考えられています。

活性酸素は感染症に対する防御などの重要な役割を持っている一方で、多すぎると酸化ストレスによって老化、ガン、動脈硬化など様々な疾患の原因となったり、卵子や精子の質にも影響を及ぼすと考えられています。

ビタミンEは余剰な活性酸素を除去してこれらの酸化ストレスから体を守る働きをしています。

妊活中は女性はもちろん、男性もビタミンEをしっかりと摂りましょう。

ビタミンEの摂りすぎは

ビタミンEは他の他の脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、K)などと比べ、体に蓄積されにくく過剰症になりずらいビタミンで、通常の食品からの摂取では過剰症を心配する必要はほとんどありません。

しかし、サプリメントからの摂取では過剰症の可能性も出てきますので注意が必要です。

ビタミンEを過剰に摂取すると骨粗しょう症の原因になるといわれています。

ビタミンEの推奨摂取量と耐容上限量

ビタミンEの推奨摂取量は 成人男性で6.5mg / 日、成人女性で6.0mg / 日です。

ビタミンEの耐容上限量は成人男性で800~900mg / 日、成人女性で650~700mg /日です。

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000042635.pdf

厚生労働省 ビタミン(脂溶性ビタミン)より

ビタミンE(α-トコフェロール)が多く含まれる食品

ビタミンE(α-トコフェロール)はナッツや油脂類などの多く含まれており、食品からの摂取で通常不足することはあまりありませんが、妊活中の女性や男性はビタミンEが豊富に含まれる食品を積極的に摂るようにしましょう。

ただし、サプリメントから摂取することは過剰症になる可能性があるので注意が必要です。

ビタミンEはトコフェロールやトコトリエールなど全部で8種類の物質の総称ですが、ここでは中でも最も吸収率の高いα-トコフェロールが多く含まれている食品をご紹介します。

食品100g中
アーモンド 30.3mg
ヘーゼルナッツ 17.8mg
炒り落花生 10.6mg
ひまわり油 38.7mg
サフラワー油 27.1mg
米ぬか油 25.5mg
あんこうきも 13.8mg
しろさけすじこ 10.6mg
さくらえび素干し 7.2mg
たらこ 7.1mg

ビタミンEとビタミンCはセットで摂取

強い抗酸化力によって体を活性酸素による酸化ストレスから守ってくれるビタミンEですが、一度抗酸化に使われるとその効力を失います。

しかし、効力を失ったビタミンEはビタミンCによって再生するので、ビタミンEとビタミンCは同時に摂るのがオススメです。