新生児期のさけられない外出!新生児期から使える抱っこ紐の選び方

生後4週間に満たない新生児期の赤ちゃんを連れて外出することは基本的には無いと思います。

しかし、病院から退院して家まで帰る場合や、退院後でも黄疸が出てしまって再入院したりなど、どうしても外出しなければならないこともあります。

また、夫婦共働きやシングルなどの家庭では新生児がいても家事などをしなくてはいけないことも多々あります。

そのような新生児期の外出などで使いたいのが抱っこ紐。

今回は新生児から使える抱っこ紐を選ぶ際のポイントなどを考えていきたいと思います。

抱っこ紐の種類

抱っこ紐には新生児から使えるタイプのものと、生後3ヶ月くらいの赤ちゃんの首が座るころから使えるタイプのものがあります。

そして、新生児から使えるタイプの抱っこ紐はそのまま新生児に使えるタイプと 生後3ヶ月から使えるタイプの抱っこ紐に新生児用のインサートといわれるアタッチメントを組み合わせて使えるタイプがあります。

その他にはスリングといって一枚の布を肩がけにした横抱きタイプの抱っこ紐もあります。

新生児にそのまま使える抱っこ紐

では新生児期から特別なアタッチメントなどなしにそのまま使える抱っこ紐の特徴を見ていきましょう。

1軽い

インサートなどを使わずにすむのでその分軽く、肩などへの負担が少なくなります。

 

2風通しが良い

インサートがあるとその分風通しなどが悪くなり、夏などは暑く、蒸れやすくなります。

しかし、そのまま使える抱っこ紐であれば風通しが良く、夏でも使い易いです。

 

3価格は高め

新生児からそのまま使える抱っこ紐は全体的に価格が効果なものが多いようです。しかし、新生児から4歳くらいまで使える商品が多く、成長途中での買い換えやオプションの追加などが必要なく長く使えるのでコストパフォーマンスはそれほど悪くないと思います。

 

生後3ヶ月くらいから使える抱っこ紐

では次に新生児期はそのままでは使えないタイプの抱っこ紐の特徴を見ていきましょう。

1インサートなどが必要

新生児に使うためにはインサートなどが必要になるのでその分重くなります。

 

2インサートの分だけ風通しが悪い

インサートの分だけ風通しが悪いので夏などは暑いかもしれません。しかしその反面冬などは暖かくお出かけができます。

 

3新生児期には使いづらいが、少し大きくなってからは使い易い

新生児期の3ヶ月程度はインサートなどが必要で使いづらかったりしますが、その後は逆に余計な機能がない分、軽かったり、作りも大きかったりといった点で使い易いことも多いようです。

 

これから買うのならどちらがいいのか?

赤ちゃん用のグッズを使うとき必ず思うのは、できるだけ素早く簡単に着脱などができるものの方が良いです。

仕度に時間がかかったり、重くなったりするとどうしても出かけるのが億劫になりがちだからです。

そういったところから見ても、これから新生児も使える抱っこ紐を購入するのであれば、やはり、新生児からそのままで使えるタイプの抱っこ紐の方をおすすめします。

もちろんすでに3ヶ月から使える抱っこ紐を持っているのであれば、インサートなどを利用することで新生児でも問題なく使えます。

抱っこ紐を選ぶ際にチェックしたいポイント

では実際に新生児に使える抱っこ紐を選ぶ際に注意したいポイントについて考えていきます。

1安全性

どんなんに便利な抱っこ紐でも安全性がもっとも重要です。

肩や腰のベルトが緩みやすかったり、ママが下を向いたときなどに赤ちゃんが滑り落ちたりしないかどうかは購入前にしっかりとチェックしておきます。

また、抱っこ紐に赤ちゃんの脱落防止のベルトなどが内側に付いているかどうかもチェックしましょう。

2軽さ・コンパクトさ

しっかりした作りの物は抱っこ紐自体の重さもそれなりにあります。

抱っこ紐を体に装着しているときはその重さはそれほど気になりませんが、持ち運びでバッグに入れておきたいときなどは、それ自体の重さやコンパクトさが結構重要になったりしますので、できるだけ購入前に実物を見て軽さとコンパクトさなどもチェックしておきましょう。

3装着感

実際に装着してみると自分の体型に合っているか、肩や腰のベルトがしっかりと重さを受け止めてくれているか?といったことがわかります。

装着感が良いと長時間の抱っこでも疲れをそれほど感じる事なく使う事ができます。

その他の抱っこ紐

新生児から使える抱っこ紐にはその他に、スリングがあります。

スリングは横向きで頭までしっかりと支えられた姿勢で抱っこできるので新生児から使えます。

 

スリングの特徴

新生児期に限っていうとスリングはとても優れた抱っこ紐です。

そのスリングの特徴についても見ていきましょう。

1赤ちゃんがよく寝る

スリングは赤ちゃんの姿勢がママのお腹にいるときに近い、丸まったような姿勢になります。

また、スリングの中は適度に遮光されており、ママとしっかりと密着するので赤ちゃんが安心してよく寝るといわれています。

2軽い

スリングは布一枚でできているものが多く軽いので持ち運びなどにも便利です。

 

3家事などがし易い

スリングは横抱きの姿勢に近く、ママの視界を遮らないので家事などの作業が比較的し易いです。

 

4あまり長い期間は使えない

スリングは縦型の抱っこ紐と違って片方の肩だけで赤ちゃんの重さを支えています。

スリング自体は様々な使い方ができるので3歳、4歳でも使えなくはないのですが、肩への負担から考えて、実際に使えるのはおそらく生後1歳くらいまででしょう。

 

成長に合わせてベストなものに買い換えていくのも良い

新生児期はそれほど外出せずに家事をしたり買い物に出る程度にして、赤ちゃんを楽にあやす事ができるスリングを使い、少し大きくなってきたら外出でも疲れづらいしっかりとした抱っこ紐に買い換えるのも良いと思います。

抱っこ紐は1つで赤ちゃんの成長を全てまかなえるものも良いですが、成長に合わせてベストなものに買い換えて使うほうがママの体に負担もかからず赤ちゃんも快適に過ごせるので良いかもしれません。