逆子は治る?我が家の逆子が妊娠36週で治った方法

我が家の上の子は妊娠28週目に逆子であることが判明しました。

その後34週目まで逆子は治らず、帝王切開になるかどうかの分かれ目の36週の検査でぎりぎり逆子が治り、自然分娩での出産になりました。

今回は赤ちゃんが逆子になりやすい原因とその対処法について考えていきたいと思います

逆子とは 

赤ちゃんは出産時に頭から出てきます。

そのためには出産前からお母さんのお腹の中で赤ちゃんが頭を下にした姿勢でいる必要があります。

逆子とはこの頭が下の姿勢以外の体勢になっている状態で、足や膝、お尻などが下側になっている状態をいいます。

赤ちゃんが逆子になる主な原因

逆子の原因としては母体側の異常や胎児側の異常、あるいは「多胎(双子など)」があるようです。

これらが原因の逆子はお母さんが気をつければならないというものでありません。

その他の逆子の原因としては「冷え」というのもよく聞きます。

「冷え」に関してはお母さんが気をつければ何とかなりそうです。

ただし、こちらは医学的に十分な根拠があるわけではないそうです。

でも、あえて体を冷やすようなこと(寒い時期に屋外に長時間出ることなど)はしない方が賢明です。

実際、我が家でも冷えに関しては思い当たることが何度かあり、それが原因かもと思ったりします。

一番目の子の逆子でかなり心配したので、二番目の子のときは体をできるだけ冷やさないようにかなり気をつけて生活をしました。

そして二番目の子は一度も逆子になることはありませんでした。

その他にも「ストレス」が原因だとする考えもあるようですが、こちらも根拠は薄いようです。

しかし、妊婦が強いストレスを受けるのは赤ちゃんにとってもよくありませんので、妊娠中はできるだけストレスを避けた生活をするように気をつけた方がいいでしょう。

逆子を治す方法

逆子を治す方法としては逆子体操、鍼、灸、外回転術などがあります。

この中で実際に病院で治療として行っているのは「外回転術」です。

外回転術

外回転術は医師が手で妊婦のお腹の外から物理的に赤ちゃんをぐるっと回転させる方法です。

医師ならだれでもできるわけではなく、この術を習得している医師はあまり多くはないようです。

外回転術は破水などのリスクもあるので、緊急帝王切開にも対応出来る病院で受けることをお勧めします。

外回転術を行っている国立生育医療研究センター骨盤位外来のHPを見ると外回転術の成功率などがわかります。

https://www.ncchd.go.jp/hospital/pregnancy/senmon/kotsubani.html(国立生育医療研究センター)

鍼灸

東洋医学では「冷え」や「ストレス」からくる「お腹の硬さ」が逆子の原因の1つと考えられています。

鍼や灸でお腹の硬さをとって柔らかくしたり、冷えを解消し体を温めるツボを刺激したりすることで逆子が治るとされています。

ただし、こちらも医学的に効果が証明されているわけではないようです。

しかし、外回転術は35週以降(あるいは37週以降)で行われることを考えると、妊娠28週から34週の逆子ではまず、逆子体操と鍼灸などで治すことが多いようです。

我が家のケースでは30週から34週までは鍼治療をしていましたが、それ以降36週まではお灸も併用して治療を行い、36週目に逆子が治りました。

どんな治療が合うのかは実際にやってみないとわかりませんが、我が家ではお灸をした直後に赤ちゃんがよく動くのがわかりました。

逆子体操

逆子になってまず病院から指導されたのが「逆子体操」です。

「逆子体操」が本当に効くのかどうかは賛否あるようですが、我が家では一応無理ない程度に取り入れていました。

「逆子体操」をやりすぎるとお腹が張って辛いこともあるようなので、無理は禁物です。

冷え対策

逆子の原因として冷えの可能性もあるので、半身浴や根菜類、生姜など体を温める食べ物や飲み物を積極的に取り入れる

のも良いと思います。

お腹の硬さが逆子の原因とも言われているので、半身浴などでリラックスすることはお腹を柔らかくほぐすためにも良いようです。

 

我が家の逆子が治るまでの経緯

我が家で逆子が判明した時、病院からは特に大事であるようなことは言われずにいたので、逆子体操と体の右を下に寝ていればそのうち治るだろー、程度の軽い気持ちでいました。

しかし、30週でも治らずお医者さんから36週までに治らなかったら「帝王切開」になります!と告げられてようやくことの深刻さに気づきました。

そこから様々な逆子直しの方法を調べていきました。

その中で、まずは逆子体操や右下寝を続けながら、食べ物飲み物をはじめとした生活習慣を見直して、体を冷やさない、温める生活を心がけました。

次に鍼治療をしてもらい、34週からはお灸も取り入れて治療を続けました。

その結果かどうかはわかりませんが、36週の検査では無事に頭が下になっており、その後予定の2日前に自然分娩で無事に生まれました。

まとめ

逆子は大きくなればなるほど治りにくくなるそうです。

我が家の逆子は34週で2500g、36週では2800gまで増えていたので、よく回ったものだと思います。

鍼灸などの逆子治療は28週くらいからはじめる方が効果が高いそうです。

逆子が判明したら早目に何らかの対策をしたほうがいいようです。