里帰りしない出産を共働きでも乗り切るための7つの方法

共働きの子育て中で、第2子、第3子を出産予定のママでも里帰りをせずに出産をしたい。

そんなママは出産と産後を夫婦二人だけで乗り切らなければいけません。

しかし、産前産後はママの体にとってとても大切な時期です。

特に産後の1ヶ月を家事や育児で無理をしてしまうと、体調を長く崩してしまう原因になったりします。

ですから、産後のママは無理は禁物です。

しかし、パパも働いている以上、日中の家事や育児はママがなんとかしなくてはいけません。

そこで今回はそのような里帰りせずに出産と出産後を乗り切るためのアイデアや方法について考えていきたいと思います。

出産時

 

まずはじめに考えなくてはいけないのが出産時のことです。

ママ一人であればタクシーなどで産院に行けばいいのですが、小学校低学年以下の小さな子がいる場合には出産時にその子をどうするかを考えておかなくてはなりません。

できれば、出産直前には保育園や小学校などの送り迎えをパパにしてもらいましょう。

幼稚園などで時間が短い時には時間を延長できるサービスを組み合わせるなどしてパパの仕事終わりに時間を合わせましょう。

予定日に近くなったらパパは残業などを減らすようにして子供の世話は基本的に全てパパが見られるようにしておくのがベストです。

もし、それが無理なら出産時にはすぐに親や兄弟などが子供の迎えに行けるようにお願いしておきましょう。

それも難しい場合には自治体のファミリーサポートや民営のシッターサービスなどでお迎えをしてくれるサービスを調べておきましょう。

お迎えをしてもらったら、パパが到着するまで預かってもらいましょう。

1つのサービスで難しい場合には2つ以上のサービスを組み合わせて利用する必要もあるかもしれません。

いずれにしろ事前の準備と夫婦の連携が大切です。

 

出産後

出産後はママの体の安静を第一に考えて日々の家事や育児をどうするのかを考えましょう。

そして使えるものは何でも使いましょう。

 

1.旦那さんの協力

 

出産後はまず何と言っても旦那さんの協力が大切です。

産後ヘルパーさんなどの様々なサービスを使っていても本当に細かなところまではなかなか手が回らないことも多々あります。

そういった時に旦那さんの協力があれば柔軟に対応できます。

2.産後ヘルパー

 

旦那さんも仕事をしていれば、全ての家事やママの世話をすることは現実的にできません。

そこで、産後の家事を助けてくれる産後ヘルパーサービスを活用するのもいいでしょう。

産後ヘルパーさんは民間のサービスと自治体のサービスがあります。自治体のサービスでは料金もリーズナブルで利用しやすいと思います。

事前の申し込みが必要な事も多いので、産前に確認して必要であれば申し込みをしておきましょう。

ヘルパーさんは家事だけではなく子供の送り迎えなどもしてくれることもあります。

 

3.ネットスーパー

 

産後、最も大変な仕事が食品や日用品の買い出しです。家の中を移動するのもつらいのに生後間もない赤ちゃんを連れて外への買い出しはしたくありません。

そこで活用したいのがネットスーパーです。

大手のスーパーを中心にほとんどの商品をネット上で注文できて配達までしてくれます。

 

4.宅食サービス

 

ママが一人でいる時、自宅での昼食準備もできればしたくないかもしれません。

宅食サービスは調理済みのお弁当を毎日自宅へ届けてくれるサービスです。

自宅療養中の方や、介護中の高齢者などに向けた食事も提供していることが多いので、栄養バランスにも配慮したメニューが充実しています。

一食あたり500円程度から利用出来るサービスもあるので気軽に利用できます。

 

5.食材宅配

 

晩御飯など家族で食べる食事はできれば自宅で作って食べたいものですが、そんな時、下ごしらえが終わっている食材を使えば後は調理だけなので時間も短くできて体への負担も軽くなります。

ネットスーパーでも食材は配達してくれますが、食材宅配では料理に合わせて下ごしらえができている食材を届けてくれます。

このサービスと調理家電を組み合わせればさらに負担を軽くできます。

 

6.ネットの定期便

 

水やオムツなど、一定期間で消耗するものはアマゾンなどの定期便で購入すると割引などもあってお得で便利です。

食材などはネットスーパー、日用品などは定期便などと使い分けてもいいと思います。

 

7.時短家電

 

最近では進化した時短家電がたくさんあります。

そのなかでも特に産後のママに役立つ家電を4つご紹介します。

 

1.食器洗い機

食後の食器洗いも立ち仕事で産後のママには辛い家事の1つです。食洗機があれば食後に食器をセットするだけなのでかなり楽になります。

 

2.洗濯乾燥機

洗濯そのものよりも、濡れて思い洗濯物を干すのが何より大変です。洗濯してから乾燥までしてくれればあとは畳むだけなのでかなり負担がなくなります。

 

3.調理家電

オーブンレンジはもちろんですが、最近は食材を入れるだけで料理が完成する調理家電などもあります。

食材宅配と組み合わせればかなり楽に料理ができます。

 

4.掃除ロボット

掃除機を持って家中を歩き回らなくても、掃除ロボットがあれば自動で部屋の掃除をしてくれます。

 

この4つがあれば、家事にかかる時間と負担がかなり軽減されるので産後のママには特におすすめです。

 

まとめ

 

産後のママはできるだけ安静にしておきたいもの。無理をするとその後の体調に大きく影響してしまいます。

ママの体調が良くないと母乳の出に影響が出てしまったり、家族への負担も増えてしまっていい事はありません。

ですから、里帰りをしない産後のママは利用出来るサービスや道具はできるだけ使って安静に休める環境を作っておきましょう。

赤ちゃんや家族のためにも産後はなによりもママ自身の体を休めることが大切です。