母乳育児中のママにも安心して食べられるスイーツって何?

質の良い母乳を保って、乳腺炎などのトラブルを回避するために、日頃から食事にも気をつけている母乳育児中のママ。
しかし、育児中のストレスを解消するため、たまにはお茶やお菓子を楽しみたいですよね。
そんな母乳育児中のママでも食べられるお菓子やスイーツってあるのでしょうか?
今回は母乳育児中のママでも安心して食べられるスイーツにはどんなものがあるのか考えてみたいと思います。

実は食べ物は母乳にそれほど影響しない?

母乳育児中の食べ物については様々な見解があって、何を食べても母乳に影響することはほとんど無いという研究の結果もあるようです。
しかし、アルコールやカフェインを摂取すると母乳に移行することがわかっていますし、赤ちゃんへの影響があることもわかっています。
ですから、母乳に食べ物がそれほど影響しないとしても、全く無関係とも言えないようです。
また、母乳トラブルを多く経験されているママやそれを見ている看護師さん、助産師さんなどは経験上食べ物と母乳が密接に関係しているということを身近で感じておられます。
人の体は機械と違って同じものを食べたからといって同じ結果が出るわけではありません。
同じものを食べても太る人もいれば、そうでない人もいますし、体調に変化が出る人もいれば、でない人もいます。
そう考えると、食べ物が母乳にほとんど影響を与えない人もいれば、敏感に母乳やおっぱいの調子に影響が出てしまう人もいそうです。
ですから、母乳育児中にお菓子やスイーツを食べることは問題ないですが、どんなものをどれくらい食べるのかはある程度気にしたほうがよさそうです。

母乳育児をしているママでも食べられるスイーツは?

母乳育児中のママでも安心して食べられそうな、比較的低カロリーで糖質も控え目、栄養的にもプラスなスイーツはどんなものか調べてみました。

和菓子

和菓子は洋菓子と比べるとカロリーも低く、脂質も少ないので母乳育児中のママにも良さそうです。
和菓子と洋菓子の一番の違いは原料です。
和菓子は寒天、もち米、小豆など植物性の原料を使ったものが多く、洋菓子では小麦粉、バター、牛乳、卵など動物性の原料や油を使っています。
そのため、和菓子に比べると洋菓子の方が1.5倍から2倍ほどカロリーが高いものが多いようです。
ただし糖質に関しては和菓子と洋菓子でそれほど変わりはありません。
和菓子でももち米やでんぷんを使ったものは糖質が多くりますが、寒天を使ったものは比較的糖質も抑えられます。
寒天を使った和菓子としてはところ天や寒天ゼリー、羊羹などがあります。

ヨーグルト

ヨーグルトはカロリーも低く糖質も低いので母乳育児中のママにも安心して食べられます。
乳酸菌やビフィズス菌が腸内環境を整えてくれるのも嬉しいですね。

フルーツ

フルーツは低カロリーで、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富にとれるので母乳育児中のママにもオススメです。
ただし、フルーツは以外と糖質が多いので食べ過ぎには注意が必要です。

ナッツ

アーモンドやクルミなどナッツ類は高カロリーなので、食べ過ぎはいけません。
しかし、ナッツ類はビタミン、ミネラルが豊富で、体に良い不飽和脂肪酸がが多く含まれているので適度であれば母乳育児中のママにもオススメできます。
ヨーグルトやフルーツ、ナッツなどは単品で食べでもいいですが、ヨーグルトにフルーツやナッツを加えて食べるのもいいかもしれませんね。

母乳育児中のスイーツは適度に楽しむ

母乳育児中は母乳の成分が良くなるような食品を摂取したいと思いますが、食べ物の制限を厳しくしすぎるのもストレスが溜まって良くありません。
ストレスは母乳が詰まる原因の1つとも考えられていますので、できるだけストレスはためないようにしたいもの。
そんな時、育児中の息抜きとしてティータイムを楽しむのも良いと思います。
ただし、スイーツはカロリーや糖質、脂質がたくさん含まれているものが多いので食べ過ぎはもちろんダメです。
そんな時、できるだけカロリーや糖質を抑えられて栄養も豊富なお菓子やスイーツであれば母乳育児中でも安心して食べられます。
母乳育児中のスイーツは適度に楽しむようにしましょう。