トイレに自分でいきたいと言って欲しい!トイレトレーニングの最後の仕上げを成功させるコツ

トイレにママやパパから誘われていくのではなく、自分から「トイレに行きたい」と言ってほしい。

自分から言えないと入園後が心配

お家と違って沢山の子供たちがいる幼稚園や保育園ではタイミングよくトイレへ誘ってもらうのはなかなか難しいので、自分からトイレに行きたいと言えないとおもらしする回数も増えてします。
せっかくトイレでできるようになってきているのに、お漏らしが続くと自信喪失してしまいそうで心配ですね。
今回はトイレトレーニングの最後の仕上げ。
どうしても自分から「トイレに行きたい」といえない子がどうすれば自分から言えるようになるのか?
について考えていきたいと思います。

まずは聞いてみる

自分からトイレに行きたいと言えない理由はなんなのか?
その理由をまずは本人に聞いてみましょう。
明確な理由があるかもしれませんし、ないかもしれません。
または、自分でもよくわからないかもしれませんが、とりあえず聞いてみましょう。
原因がわかれば対策も取りやすいですし、わからなくてもそれなりの対策は可能です。

理由1 トイレが嫌い

トイレが嫌いで行きたく無いから言わないのかもしれません。
  • トイレが怖い
  • トイレが暗い
  • トイレが寒い
  • トイレが臭い
などなど
トイレに対してマイナスイメージを持っていて行きたく無いということがあります。
もしもマイナスな理由があるならそれを取り除いてあげましょう。
トイレの電気を明るくしたり、飾り付けなどで華やかにしたりするなど可能な範囲でトイレを楽しい空間にしてみましょう。
トイレそのものが嫌いである他にも、トイレトレーニングで失敗した時に叱られたことが原因でトイレに行くことが嫌になってしまうこともあります。
トイレトレー二ング中には失敗しても決して叱らないようにしましょう。

理由2 遊びが楽しいので行きたくない

遊びに夢中になるとトイレよりも遊びを優先してしまって自分から言えないことがあります。
そのような場合には必ず遊ぶ前と遊んだ後に必ずトイレに行くという約束をしておきましょう。
遊びが長くなる場合には、途中にも一度、お茶の時間などを設けてトイレにいくきっかけを作ってあげると行きやすくなります。

理由3 よくわからない

なぜトイレに行きたいと自分から言えないのかが、本人にもよくわからないことがあります。
この場合にはまだ尿意や便意がしっかりと自覚できないのかもしれません。
トイレに行きたいという感覚が未熟だと自分からトイレに行きたいということは難しいので、その場合にはトイレに行くタイミングをある程度習慣化してしまいましょう。
朝起きた時、ご飯を食べる前、お昼寝の前、遊ぶ前、お休みの前など活動の切れ目に必ずトイレに行く約束と習慣をつけておけば失敗の回数は少なくなります。

トイレに行きたいと言いたくなるための工夫

トイレに行きたく無い原因を取り除いたら、次はもっと積極的にトイレに行きたいと言ってもらうための工夫をしましょう。

1 おしっこの出た感覚を身につける

トレーニングパンツなどでおしっこが出た感覚、うんちが出た感覚、気持ち悪い感覚などがわかるようにします。
パンツの中にすると気持ち悪いがトイレですれば気持ち悪く無いということを体験させて、トイレにいく必要性を理解させましょう。

2 トイレへ行ったら褒める

成功しても、間に合わなくて失敗してもトイレに行ったらそのことを褒めてあげましょう。
自分から言えずに、連れて行ってもらった場合でもトイレに行けたら褒めましょう。
とにかくトイレに行けば褒められるのだということを子供に教えてあげましょう。
もちろん、トイレまで間に合ったらさらにたくさん褒めてあげましょう。

3 自分から言えたらもっと褒める

自分からトイレに行きたいと言って用を足すことができたらこれも褒めてあげましょう。
尿意が未熟な子では自分からトイレに行きたいといっても、出ないこともあります。
その場合にも自分から言えたことをしっかりと褒めてあげましょう。
トイレに間に合わなかったり、間違えたり、言えなかったりしても決して叱らないでください。

トイレに行くことをさらに楽しくしてモチベーションアップ

トイレに行くことがさらに楽しくなるような工夫を色々と取り入れて自分からトイレに行きたいと言わせるようにしてみましょう。

1 トイレを楽しく飾り付ける

トイレに好きなキャラクターのグッズを置いたり、絵を貼ったりしてトイレを楽しい空間にしましょう。

2 おしっこが当たると絵が出るシートなどを使う

おしっこが当たるとキャラクターが出てくるシートなどが販売されています。

このようなグッズを使えばゲーム感覚でトイレに行けるのでモチベーションも上がります。

3 トイレご褒美シールをを使う

トイレに一回行くごとに貼れるシールなどを使ってトイレに行くことを楽しくしてみましょう。

 

トイレに行くことはスッキリして楽しいこと

トイレは何か暗くて怖い特別な場所と感じているとなかなか行きたがらないですし、自分からも行きたいと言わないかもしれません。
トイレは楽しい場所、スッキリして気持ちいい場所といった気持ちになれば、自分から「トイレに行きたい!」と言えるようになってきます。
トイレに行くことが楽しくなる工夫を色々取り入れてトイレトレーニングを楽しく進められるようにしてみましょう。