なかなか寝付けない赤ちゃんを寝かしつけるために試してみたい7つの方法

赤ちゃんが夜の寝る時間になってもなかなか寝てくれない時や夜中に目覚めてしまってその後、なかなか寝てくれないといったことが毎日のように続くと本当に困ってしまいますよね。

今回はそんな時に試してみたい様々な寝かしつけの方法をご紹介します。

ただ、その前にあなたの赤ちゃんが寝付けない原因があるかもしれません。

まずは次の点をチェックして赤ちゃんが寝付けない原因があれば改善しておきましょう。

赤ちゃんが夜になかなか寝付いてくれないとき、チェックしたい3つのこと

赤ちゃんが夜になかなか寝付いてくれない時、まずはじめに次の3つのことをチェックしてみましょう。

1. 日中の遊びが足りていない

赤ちゃんが昼間どれだけ活発に遊んでいるかによって夜の寝付きの良さや眠りの深さが変わってきます。

特に寝返りを打つ前の赤ちゃんはずっと寝ているので、昼間にそのまま静かにしているとあまり疲れません。

月齢によってできる遊びは違いますが、どの月齢の赤ちゃんでも昼間はたくさん遊んであげて体と頭を十分に使うと夜に眠りやすくなります。

 

2. 昼寝の時間が遅すぎる

赤ちゃんは日中何度もお昼寝をしますが、夕方の17時以降に長い昼寝をしてしまうと、夜の本当に寝かせたい時間に眠れなくなってしまうことがあります。

日中の長いお昼寝はできれば16時頃までに済ませ、その後は夜まで寝ないようにしましょう。

どうしても途中で眠くなってしまう赤ちゃんの場合には仮眠程度の短い眠りで済ますようにしましょう。

3. 毎日、同じ時間に夕食を食べてお風呂にはいる

赤ちゃんが毎日決まった時間に夕食とお風呂に入れるようにします。

赤ちゃんの夕方から寝るまでの時間はできるだけ毎日同じスケジュールで過ごし、生活リズムを整えると、夜スムーズに眠りにつくことができます。

また、お風呂は眠りにつく2時間前くらいに入ると眠りに入りやすくなります。

これら3つのことに注意して毎日を過ごすと赤ちゃんが自然に寝付きやすくなります。

それでも寝てくれない、夜中に起きてしまうとといった時には次にご紹介する方法を試してみてください。

赤ちゃんの寝かしつけに試したい7つの方法

 

1 . 遊んで疲れさせる

そもそも赤ちゃんが眠くなっていないと寝てくれません。

夜中に起きてしまって目が冴えてしまっているときには一度遊んで疲れさせないと寝てくれません。

赤ちゃんの目が冴えてしまっているなと感じたら仕方がないのでしばらく遊んであげましょう。

その時、赤ちゃんに自由に遊ばせてもいいですが、できれば積極的に指先や頭を使う遊びを取り入れるといいかもしれません。

絵本を読んであげたりしてもいいでしょう。

手と頭を使ってしっかりと疲れさせましょう。

遊んでいる途中であくびをし始めたり、頭を掻き始めたり、目をこすり始めたりしたら疲れて眠くなってきたサインです。

2 . お腹を満たす

ひとしきり遊んで、疲れてきたらおっぱいやミルクを上げてみましょう。

温かいおっぱいやミルクを飲んで赤ちゃんのお腹が満たされると眠くなってきます。

添い寝をしながらおっぱいをあげているだけで眠ってくれることもあります。

ミルクの場合でも抱っこでミルクをあげていると赤ちゃんはいつの間にか眠ってしまうことがあります。

3 . 抱っこで動く

おっぱいやミルクでお腹が満たされてもまだ寝付けないようなら抱っこでゆらゆらとしてみましょう。

座ってゆらゆらしているだけで眠ってしまう赤ちゃんもいます。

しかし、座ってゆらゆらでは寝てくれない赤ちゃんの場合には抱っこのまま立ってゆらゆらしたり歩き回ります。

立って抱っこするときはそのまま抱っこしてもいいですが、時間がかかりそうなら抱っこ紐にいれて歩きます。

抱っこ紐に入れれば、少し時間が長くなっても疲れずに歩けますし、赤ちゃんの頭がママの胸に密着するのでより安心して眠りやすくなります。

4 . 話しかける

添い寝や抱っこをして寝かしつけるときには無言ではなくゆっくりとお話をしてあげると眠りに付きやすくなります。

話す内容はなんでもいいです。絵本を読んであげたり、子守唄を歌ってもいいでしょう。

特に抱っをしているとママの話す声が耳からだけではなく、体を通して聞こえてくるので、赤ちゃんは安心します。

添い寝のときにはママの顔を赤ちゃんの顔に近づけて寝息(呼吸)を聞かせるだけでも寝てくれることがあります。

5 . スキンシップ

話しかけと同時に赤ちゃんのおでこや耳、頬、頭、胸、お腹などを指や手のひらで優しくなでたり、さすったりすると赤ちゃんは安心して眠くなります。

赤ちゃんのどこにタッチしてあげると眠くなるのかは赤ちゃんによって違いますので、いろいろと試してみましょう。

6 . おくるみで巻く

生後4ヶ月くらいまでの赤ちゃんは寝入りばなに手足がビクッと動くモロー反射によって起きてしまうことがよくあります。

モロー反射によって起きてしまうのを防ぐ方法におくるみがあります。

西洋式の「スワルドミー」や日本式の「お雛巻き」などで赤ちゃんの手足の動きを制限するおくるみを使うと赤ちゃんは落ち着いて眠りやすくなるようです。

7 . 音楽をかける

寝室に静かな音楽をかけるのもいいでしょう。

眠りにつく時に同じ音楽をかけるようにすると、入眠儀式の効果で眠りにつきやすくなります。

入眠儀式ということで言えば、ラベンダーなどハーブの優しい香りを利用するのも良い方法です。

まとめ

赤ちゃん夜になかなか寝付けないことや夜中に起きてしまうことがよくある場合には、

1. 昼間の運動が足りているか?

2.日中のお昼寝の時間が適切か?

3.夕方以降の生活リズムが整っているか?

の3つをチェックしてみましょう。

その後、

1遊んで疲れさせる

2おっぱいやミルクでお腹を満たす

3抱っこで揺らしたり、歩いたりする

4話しかけることで安心させる

5スキンシップする

6おくるみで包む

7寝室に音楽をかける

といった方法を使って寝かしつけをしてみましょう。

赤ちゃんを落ち着いて寝かしつけるための方法は一つではありません。

今回ご紹介した方法の他にもたくさんの寝かしつけテクニックがあります。

また、ある赤ちゃんにてきめんに効果があった方法でも違う赤ちゃんには全く効果がないといったこともよくあります。

なにはともあれ、効果のありそうな寝かしつけの方法をいろいろと試してみてあなたの赤ちゃんにピッタリの方法を発見していきましょう。