離乳食中期になってくるとそろそろ飲み物をコップから飲む練習を始めている赤ちゃんも多いと思います。
でもなかなか上手にコップから飲むことができず、どうすれば上手く飲めるようになるのか?悩んでいるママも多いのではないでしょうか?
今回は赤ちゃんがコップ飲みを始めるための練習をどのようにしていけばいのか?について考えていきたいと思います。
スパウトやストローマグを使う
スパウトを使う場合は生後5ヶ月くらいの離乳食開始と同じくらいのタイミングで使い始めるといいでしょう。
スパウト、ストローマグの順番で使うのがいいと思いますが、どちらか片方だけしか使わないという場合もあります。
はじめはスパウトやストローマグを使いながら様子をみてコップ飲みにも挑戦させてみましょう。
コップ飲みはいつから始める?
コップ飲みを始めるのは7~10ヶ月くらいを目安にしてください。その頃になったら様子をみながらコップ飲みの練習を始めてみましょう。
コップで飲むのは難しい
コップで上手に飲む動作は大人にとっては簡単でも赤ちゃんにはかなり難しい動作が含まれています。
しっかりと持ったコップをこぼさないよう、落とさないように口にはこんで、上手く傾けて、飲み物を口に入れる。このような動作をスピードや角度をうまく調整しながらおこなわなければいけません。
上手くできないことが当たり前なので、無理せず進めてください。
コップ飲みの練習のための6つのコツ
1. まずはコップに慣れさせる。
実際にコップ飲みを始める前に、コップに慣れさせましょう。
赤ちゃんにプラスチックなどのコップなどを渡して実際に触らせてみます。
遊びの中でコップに触れさせるのもいいと思います。飲むふりなどを織り交ぜてままごとなどしてみましょう。
遊びながらコップで飲むということを覚えさせていきます。
2. 小さな器で練習する
赤ちゃんに飲み物をいきなりマグカップなどで飲ませると顔がふさがるので不安になり嫌がったりします。
底の深いマグカップは飲み物がよく見えなくて、顔を少し上に向けないと飲めないので難しいのです。
ですから、マグカップで飲む練習をする前に、そこの浅い小皿やおちょこなどで練習してみましょう。
小皿なら飲み物もよく見えて、すぐに飲めるので最初の練習に最適です。
小皿ができたら、小鉢などに変えて飲み物の量を増やします。
3. 両手持ちのマグカップを使う
小皿や小鉢などで上手く飲めるようになったら、赤ちゃん用のマグカップを使ってみましょう。
片手ではまだ上手く持てないこともおおいので、赤ちゃん用のマグカップは両方の持ち手があるタイプがおすすめです。
また、飲み物がよく見えるように広口なものがいいでしょう。
4. コップ飲みの練習はお水で
コップ飲みの練習中は必ずこぼすと考えて飲み物はお水やお茶を使います。
ジュースやミルクなどは後で床をふいたりするのが大変です。
また、多少こぼしても良いように床にはレジャーシートなどの敷物などを敷いておくといいでしょう。
5. コップ飲みの練習はお風呂場で
コップ飲みの練習中は必ずこぼすものです。
ですから、それなら最初からお風呂などのこぼしても問題のない場所で練習するのもいいと思います。
夏場なら、お庭プールなどに入っている時に水分補給がてらにコップで飲ませる練習をしてみるのもおすすめです。
ストローマグはいつまで使う?
飲み物をこぼすこともなく、とても便利なストローマグ。
時間のない時やお出かけした時など、コップ飲みが難しいこともあります。ですから、コップ飲みがまだうまくできない間はストローマグなどを併用して使ってもいいでしょう。
ですが、ストローマグはできれば1才から2才までに卒業して、子供用の水筒などに移行するようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんによってコップ飲みのできる時期というのはバラバラです。
1歳前には上手く飲めるようになる赤ちゃんもいれば、2歳くらいまでかかる赤ちゃんもいます。
また、スパウト、ストローマグ、コップといった順番ではなく、いきなりコップで飲める赤ちゃんもいます。
ですから、あまり時期や期間を気にせずに赤ちゃんのペースで進めていきましょう。
今回のヒントを参考にしてお子さんにあったやり方をいろいろと試してみてはいかがでしょうか?