気づいたら赤ちゃんの顔が傷だらけ!搔きむしりと傷を防ぐための方法

赤ちゃんは眠くなった時や眠いのに寝られないときなどに激しく顔を手で擦ったり掻いたりしてしまうことがよくあります。
その時、顔や頭に痒みがあったりすると、ますます激しく掻きむしって顔中血だらけ、傷だらけになってしまいます。
赤ちゃんの爪は小さいのですが以外と鋭く、力いっぱい掴むと簡単に皮膚を傷つけます。
搔きむしった傷をそのままにしておくと皮膚に炎症が起きたりしてますます痒みがでてしまい悪循環になってしまうので、できれば早めに傷対策をしておきたいところです。
今回は顔を掻きむしって傷にしてしまう赤ちゃんはどうすればいいのかについて考えていきたいと思います。

傷ができてしまう理由

傷ができてしまう原因は爪を立てて顔中を搔きむしってしまうためです。
赤ちゃんが爪を立てて指を握る力は結構強く、爪が少しでも伸びていると簡単に皮膚に傷が付きます。
赤ちゃんは力加減などがまだわからないので自分の顔に爪が食い込むほど力いっぱい爪を立てて掻いてしまいます。
そうなると顔は傷で血だらけです。
でも赤ちゃんをよく観察していると激しく爪を立てて搔きむしるタイミングが大体決まっているのがわかります。
それは、眠りたいときや眠りに落ちる直前、寝ていて目が覚めた時などです。
しっかり目が覚めていて機嫌が良い時には多少痒くても顔などを掻きむしったりしません。
眠い時に痒みが重なったりすると必要以上に搔きむしることがあるようです。

赤ちゃんの顔に傷を作らないための対策

赤ちゃんが顔を掻きむしって傷を作らないためには主に3つの対策をしましょう。

1.爪を短く切る

爪が少しでも伸びていると強い力で爪を立てて傷をつけてしまいます。
爪切りなどで爪をこまめに切って短くしておきましょう。

爪を短くするには爪切りだけではなく赤ちゃん用の爪磨きなどを併用するのがオススメです。

力いっぱい握った時に爪が立たない程度までしっかり短くしておけば、傷をかなり防ぐことができます。

ミトンを使う

ミトンを使うのは赤ちゃんの発達を阻害するので良くないとの意見が多いのですが、一日中ではなく顔を掻きむしってしまうタイミングだけつけるのであればそれほど問題ないように思います。
特に眠りに入る時や寝ている時、目覚めた時など、ポイントを絞ってミトンを使うだけでもかなり傷を防ぐことができます。
ミトンは赤ちゃんが眠い時や睡眠中のみで、赤ちゃんがしっかりと起きている時にはミトンは外しておきましょう。

清潔にして保湿する

乳児湿疹などが出ている場合には入浴時によごれをしっかりと洗い流してあげて肌を清潔に保ちましょう。
また入浴後は肌が乾燥しますので保湿もしっかりとしてあげましょう。
赤ちゃんの肌はデリケートなので、少しの刺激でも痒みの原因になります。
清潔と保湿でできる限り痒みが出ないようにすることで必要以上の搔きむしりを防止できます。
もし、湿疹や傷があまりにひどい時には保湿だけでは治りづらいことがあるので皮膚科などでお薬をもらうなどしましょう。

頭の保湿も忘れずに

顔や体は保湿しても、以外と見落としがちなのが頭です。
頭を洗ったあと乾燥して痒みが出ていることもあるので顔のついでに頭もしっかりと保湿しましょう。
髪があるとローションなどをつけづらいのですが、入浴後など髪が濡れている時に手に保湿材をとって頭全体に軽く擦り込むようにつけておきましょう。

傷の治りかけに注意

傷は治りかけが痒みをますので、ますます搔き壊してしまいます。
そうならないためにも傷が治るまでの間はミトンなどを活用して一度しっかりと傷を治して、新たな傷を増やさないようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんが顔中に傷を作ってしまうのは眠いから、ストレス、痒いからなど様々な理由があります。
どのような理由でも掻かないようにすることと、掻いても傷にならないようにすることが大切です。
そのための方法としてはまず、痒みがあるならできるだけその原因を取り除いたり、治してあげましょう。
痒み以外で原因がわかっていても原因が取り除けないのであれば、掻いても傷にならない工夫をします。
具体的には爪を短く切ることや顔を掻いてしまうタイミングをよく見てミトンなどをはめておきましょう。
一度傷になったところは治りかけで痒くなりますが、その時に新たな傷を作らせなければ徐々に傷の痒みはなくなって搔きむしることはなくなっていきます。
ローションでの保湿は痒みに有効です。顔と体だけではなく頭の皮膚もしっかり保湿してあげましょう。
眠りに入る時、眠りから覚めた時、寝ている間のタイミングだけでもミトンなどでカバーすれば顔の傷はかなり減らせると思います。
爪切り、ミトン、保湿で赤ちゃんの顔を傷から守りましょう!