赤ちゃんの性別が気になる!お腹の中の赤ちゃんの性別はいつ頃に判るのでしょうか?

お腹の赤ちゃんの性別はいつ頃、判別が可能になるなのでしょうか?

性別が判れば、可愛い洋服や雑貨、おもちゃなどを性別にあわせて早めに用意してあげることもできますし、名前も決めやすくなりますね。

では、妊婦健診のどのタイミングで教えてもらえるのでしょうか?

まめにこちらから聞けばいいのでしょうか?

出生前に判明した性別は確定で間違いは無いのでしょうか?

今回は前に性別を知りたいという時に覚えておきたいことについて考えていきましょう。

性別を出生前に知りたいか?知りたく無いか?

 

人によっては事前に性別を知りたく無いということもあります。

性別は生まれてから判ればいいという考えを持っているママやパパもいます。

妊婦健診を担当される医師は通常聞かれなければ、性別を教えるということはあまりないようです。

ですが、生まれるまで赤ちゃんの性別を知りたく無い場合には、事前に医師にそのことを知らせておいたほうがいいかもしれません。

赤ちゃんの性別を知りたい場合には、適当なタイミングで医師に性別を聞けば判明した時点で教えてくれると思います。

 

赤ちゃんの性別はいつ決まるのでしょう?

 

実は赤ちゃんの性別はママが妊娠した時に決まっています。

卵子と精子が受精した時に、その精子の遺伝子が男の子なら男の子、精子の遺伝子が女の子なら女の子になります。

ですから、ママが妊娠した時にはすでに男の子か女の子かというのは決まっています。

では赤ちゃんの性別はいつ判るの?

 

羊水検査などをすれば赤ちゃんの性別はいつでもわかりますが、基本的に羊水検査を性別判断につかうことはできません。

妊婦健診の超音波エコー検査で画像を見て男の子か女の子かを判断します。

その際、赤ちゃんの生殖器の形で男の子か女の子かを見ます。

胎児の生殖器の形が男女で分かれ始めるのは大体9週くらいからです。

さらに、妊婦健診での超音波検査である程度はっきり男女の特徴が判別できるようになるのは大体11週くらいからです。

そして、ほとんどの赤ちゃんが18週~20週の間にはかなりの確率で男女を判別できるようになります。

 

出産までは確定ではない

ただし、妊婦健診は赤ちゃんオの性別を判別するためのものではありません。

あくまでママと赤ちゃんの健康状態や発達に異常が無いかを調べるためのものです。

検診時に性別ばかり聞くのは本来の目的ではありませんので気を付けましょう。

日本産婦人科学会の「出生前におこなわれる検査および診断に関する見解」のなかでも

胎児の性別告知については出生前診断として取り扱う場合は症例ごとに慎重に判断する。

出典:日本産婦人科学会 「出生前に行われる検査および診断に関する見解」

 

としており、積極的に性別告知をすることは勧めていません。

この方針に従って出生前の性別告知を行わないという病院もあります。

これは両親が望んだ性別ではなかったといった理由で中絶などをしてしまうことを防ぐためでもあります。

もし出生前に赤ちゃんの性別を知りたいのであれば、あらかじめ性別を教えてくくれる病院かどうかを確認してから受診したほうがいいかもしれません。

また、たとえ性別を教えてくれる病院やお医者さんであっても、告知された赤ちゃんの性別は確定ではありません。

赤ちゃんが検査時におまたをピッタリと閉じていたり、手で隠していたりすると超音波エコーではよく見えないことがあります。

またたとえ見えても、男の子のシンボルと思っていたものが実はヘソの緒だったり、女の子かと思ったらおまたの間に男の子のシンボルが隠れていて見えなかったということもあります。

生まれてきたら、赤ちゃんの性別が聞かされていたものと違っていたいうことは、案外、良くあることだということを念頭に置いておきましょう。

そして、赤ちゃんが生まれた時、性別だけで一喜一憂するようなことはしないでください。

まとめ

 

お腹の赤ちゃんの性別が早めに判れば、洋服、おもちゃなどをそれに合わせて事前に用意できたり、名前を決めたりできますし、赤ちゃんをそれまで以上に慈しむ気持ちも芽生えます。

名前が決まれば話しかけも具体的になって愛情も倍増しますね。

一方で赤ちゃんの性別が両親の望んだ性別と違った場合、落胆したり、場合によっては中絶したりしてしまうこともあるかもしれません。

そのため、病院によっては積極的な出生前の性別告知をしていないというところもあります。

妊婦健診時の超音波検査で赤ちゃんの性別を判別することはもちろん可能ですが、検査の本来の目的はママや赤ちゃんの健康状態のチェックです。

このことを忘れずに、もし出生前の健診で性別を教えてもらえた場合でもそのことで一喜一憂はしないようにしたいところです。

また、出生前に判る性別は決して確定したものではないことも覚えておきたいですね。